「2D用  仕上げ線作成コマンド」 to CLassic-CAD 2007/12/28

このコマンドは,ClassicCADで仕上げ線を作成します。通り心や壁心をなぞる事で、最大で片側3つの線を同時に描き、それぞれに属性を指定出来ます。最初の点と、最後の点が同じ場合は、それぞれ包絡されます。また、連続で最大90の点迄、指定出来ます。指定方法は、エクセルシートに、厚みと属性を書き込んだものを、コピーして、コマンドに読み込む形式です。


エクセルシートの記入について
下記のサンプルシートを使って壁厚と属性を指定します。
識別 2Dと半角で指定します(おまじないです)
名称 自分で見やすい名前を付けて下さい。
方向 各自が指定して方向と、その逆方向につして、中心から順に記入します
中心 下記の図の位置が中心です。
o   厚みをミリで記入します、小数点以下もOKです
レイヤ 1〜200
色   1〜15
線種 1〜5
注意 列を削除すると動かなくなります。絶対に削除しないで下さい、その他は自由です。(列は1から57迄全てを使っています。)



エクセルシートのからのコピーについて
コピーしたい行を反転させ、その上で右クリック、コピーを選択します。これでOKです。
一度に1行だけコピーして下さい。




サブメニューについて
コマンドをクリックすると、下記のサブメニューが表示されます。最初に、外部読込をクリックします。先ほどエクセルエクセルでコピーした内容を読み込みます。
読込が完了すると、識別と名称が表示されます。後は、サブメニューの外で左クリックするとコマンドが始まります。読み込んだデータは、コマンドを終了しても、次に何か読み込まれる迄、記憶されています。

HELP をクリックすると、このヘルプが見られます。






ポイントの選択について
コマンドが始まると、基準となるポイントを選択することから始まります。以下にステップ毎に説明します

step1
スタート点を指定します。ここで右クリックすると、コマンドを抜けて、サブメニューの画面になります。
step2
次の点を指定します。
step3
1,2の2つの点を指定すると、方向を聞いてきます、外部又は指定する方向に開いて指定します、右図では白い縦の線の左側が、外側または指定方向になります。
step4
続けて次々に次の点を聞いてきますので、ポイントを1周する様に指定します。(途中で間違えたときは、単に右クリックで1つ前に戻ります、また、次の点以前(方向など)に戻ろうとすると、最初に戻りますので、初めからやり直して下さい)
step5
指定が終わったら、右上の終了ボタンをクリックします。

step6
左図は次々と作図が実行されます。下記は作図された部分を拡大したところです。
完成





最新プログラムのダウンロード 
Ver 2008/1/6 (クリックでファイルに保存を選んで下さい、2つのファイルがZIPで圧縮してあります。)
2つのファイルの内容
shiage.dll
shiage_sample01.xls

shiage_sample01.xlsはエクセルのデータです。フォルダーは任意です。



履歴
変更した内容
2007/12/28初版発表
2008/01/07 垂直点モードの不具合を直す
規定値ファイル名の変更
小数点以下が出ないものを修正
2008/02/06 終了ボタンを付ける
(終了方法の変更)